理由② 雇用形態が違法
さて、有給インターンは都合のいいバイト募集と書きましたが、我々学生の立場からしたらそれでもインターンです。
お金を貰えるといっても、一番の目的は「学び」です。
企業側はここを逆手に取ってきます。
僕が行っていたIT系のインターンでは、報酬は完全歩合制をとっていました。
要するに、働いた分だけお金を貰えるということです。
※ここからは少し細かい話になります!!
完全歩合制を給料形態として採用するには、インターン生個人と、業務委託契約を結ぶ必要があります。
すなわち、インターン生が個人事業主になるのです!
それは、働く時間や、働く場所を企業側が指定してはいけないことを意味します。
しかし、ベンチャー企業側は、学生に業務委託をしても生産性は低いし、きちんと仕事をやってくれる保証もないため
自分の会社で働くように言ってきますし、シフトも決まっています。
その大義名分として、「会社にきてやった方が学びが多い」と言います。
いやいやと、、、、、違法なことやっといて、いけしゃあしゃあと何ぬかしとんじゃと、、、、
学びがあるのはもちろんです。そりゃあ、コミュニティならホームレスコミュニティでも学びはあります。
完全歩合制にすることは、仕事が出来ないやつは切り捨てることと同義です。
学生相手に、
「学びの場を提供してあげるよ!」
「でも固定給にしたらマイナスが出るかもしれないから、完全歩合で勝手に成長してね!」
って言っているのと同じです。ひどく自分勝手です。
学生に固定給という責任を与えてその上での経験をさせてあげる、そして自分はそこに対してのリスクを背負う。
それが本来あるべきインターンの形のはずです。
学生の僕が言ってしまったため、なに自己中なこと言ってんだと思われるかもしれませんが
ちゃんとした大人の皆さんも同じ意見だと思います。特に会社を経営されている方は。