私は芸能界に入った知り合いが何故か多く、その人達の素人時代から見ていて思ったんですよね。
そういう人は、可愛かったり、美人だったりして、凄い周りにチヤホヤされてました。素人時代は。
ただ、いざ芸能界に入ると可愛い人や美人なんて数え切れないほどいる。あれだけ素人時代にチヤホヤされていた子が、芸能界では全くチヤホヤされなくなる。
ギャップがすごいんですよね。
本当はこの時点でやっぱり芸能界を辞める子もいますが、大体の子はプライドが高いからなんとしてでも芸能界にしがみつきます。
売れて、スターになれる人なんてほんの一握りなんです。その一握りに入る為に仕事も選ばずにする。
芸能界には上がいっぱいいて、劣等感を抱くようになる。素人時代には全く抱かなかったような。
もっと上を目指したいと貪欲になり、ジムに行ったりエステに行ったりする。それでも上がいっぱいいて、結局来る仕事は小さな仕事ばかり。
そして気づいた頃には、素人時代の友達は結婚していたりする。
私の人生なんだったんだと思う。
…悲惨ですよね。
芸能界なんかに入らなければ、チヤホヤされ、恋愛したり、友達と遊んだり、バイトしたり、充実した生活を送ることができたかもしれない。
芸能界なんかにしがみついて、エステなんか行ってる時間にもしかしたら結婚に繋がる良い出会いがあったかもしれない。
膨大なお金が動く世界(芸能界や政界)というのは、規模が大きい分、私達が普段見ている世界と全然違うんですよ。だからある意味、ハマりやすい・中毒性がある。
一度、そのような世界を見てしまうと辞めにくくなる。一般社会がちっぽけに感じてくる。
でも、本当にちっぽけなのは、芸能界なんかにしがみついている自分っていうことに気づいていない。
だからせっかく容姿に恵まれているなら、それを生かせる社会にいた方が楽しいですよ。