茨木で自然を感じるなら「まだま村」

自然!

むむむ?

むむむむむ?!

まだま村

今回は茨木市の北部にある、まだま村にお邪魔させて頂きました。非常に自然豊かな場所で、OIC近辺から考えると信じられないくらい田舎な空気が漂っていました。

まだま村について

大阪府茨木市の山間部に位置する千提寺はフランシスコザビエルの肖像画が発見された隠れキリシタンの里として知られています。当時まだま村長はこの地に導かれるようにしてたどり着いたそうです。縄文は人間の原点、「日本の美しい心」を取り戻せる憩いの空間を作ろうと平成2年にまだま村は建立されました。

まだま村の「ま」は磨く、「だま」は魂。魂を磨く憩いの場所として、まだま村長が名付けたこの「まだま村」。直径12メートル高さ11メートルの円錐型をしており、柱は二百年前の民家20軒分の古材を、屋根材に琵琶湖の葦を使用しています。

お盆ということもあり、20分ほど待ち時間がありましたが、久しぶりの自然であたりを散歩していたらすぐ時間が経ちました。

中に入ると小さな個室に案内されました。

まだま村では、まだまカフェランチの2通りのコースがあり、ランチコースを選択するとこの小部屋に案内されるそうです

少し時間が出来たので、店内を散策していると、ノートの束を見つけました。

一冊手に取ってみると

なんだろう?

 

なるほど、メッセージ帳か~

それにしても、1998年!?この数のメッセージには、まだま村が多くの人々に愛されてきたんだと、どこか温もりを感じます

まだま村のランチ

さあ、簡単に散策したところで、お食事を選んでいきます。今回は、特に予約もしていなかったのですが、たまたまキャンセルが出で注文できることになった、「縄文ランチ」と「ラタトゥイユ」を頂きます。

縄文ランチ(限定20食)1800円(税込み)

まだまったりラタトゥイユ 1000円(税込み)

頂きます!!!

縄文時代の食事をコンセプトにしているため、お米も純粋な白米ではなく、色々混ざっているようです。(何が混ざっているかは分かりません、ごめんなさい)

縄文時代なのに、揚げ物!?これは、何なんだ一体?とメンバーのふみぺいが訝しげな表情で、汚らしく箸でつついていました。

どうやら、豆腐で作られた揚げ餃子てきな食べ物でした。

おいしかったようです。

野菜と薄味がとにかく苦手な、この場所に最も似つかわしくない僕は、ラタトゥイユを食べて歴史を感じました。

田舎の幸運ココアケーキ フードまたはドリンクとセットで550円 単品800円(お茶付き)

幸運の酒粕ブルーベリーチーズケーキ セット550円、単品800円

ゆるむミルク 600円

定番の縄文ランチは予約制

こちらの縄文ランチは一日限定20食。

その日採れたての新鮮お野菜を中心に、塩、味噌、醤油など自然の調味料を使用しています。訪れた人の心と体の健康と幸せを願って、毎日作られているそうです。

また、まだま村で席の予約をするには、縄文定食を注文する必要があります。予約日より2週間前から受付をしています。

まだま村の店員さんにインタビュー

背景の「和楽」と間接照明があるおかげで、大物同士の対談のようになりました。

Q なぜ、まだま村を始めようと思ったのですか?

村長が、現在まだま村がある千提寺という土地に来た際に、ビビッと来たそうです。その当時は、フランシスコザビエルの肖像画が見つかり、隠れキリシタンの里として知られていたそうですが、村長は何か別の物を感じ取って、林を開拓し、縄文をコンセプトとした竪穴式住居のカフェをオープンしました。それがまだま村です。後日談なのですが、最近になってまだま村周辺で縄文土器など大量の歴史物が発見され、村長の感覚が正しかったことが証明されました。

Q 入り口の近くに「念ずれば花開く」と書いてある石碑があったのですが、あれは何でしょう?

あれは、以前まだま村に詩人である坂村真民さんが2週間ほど滞在していたことがあって、その時に残していった言葉です。

念という字は、今に心と分解できます。「今この一瞬を、一生懸命になりなさい。そうすればいつか夢が叶う時が来る。」という意味が込められています。

入り口にある石碑は、初めは倒してありました。訪れたお客様一人一人に削って頂き、1万人の方々に削って貰うことが出来たら、その時初めて起き上がるのです。まさに、「念ずれば、花開く」です。

まだま村へのアクセス、営業情報など

アクセス

取材当日はOICから車で、まだま村まで行きました。所要時間は大体25分程度。途中で高速道路の下をくぐりましたが、今まで見たトンネルの中で一番大きくて面喰いました。

まだま村の入り口はかわいい看板が立っていますので、見間違えることはないと思います。

行ったのがお盆真っただ中の8月15日だったということもあり、駐車場は満席でした。カフェ自体も待ちが出ていて、流石の人気ぶりでした。

 

まだま村へのバス時刻表

まだま村の詳細情報

営業時間 11:00~17:00(ラストオーダー16:00)
定休日 毎週月曜日・火曜日(祝日は営業)
電話番号 072‐649-3800
公式サイト http://www.madamamura.com/
Facebook https://www.facebook.com/madamamura/
住所 大阪府茨木市千提寺428