んーーーーーー!
今回お邪魔したのは、阪急茨木駅から直ぐ近く
茨木商店街にあるかくれがカフェ遊夢さん
商店街をまっすぐ進んで、かの有名な「らんらん」を過ぎたあたりで
非常に分かりにくい曲がり角があるので、そこを曲がると
お目当てのかくれがカフェ遊夢が姿を現します。
今回はSyumirun!メンバーがたまたまネットで見つけたため行くことが出来ましたが、これはなかなか隠れ家ですね。
お邪魔します!
おや、中はそんなに隠れ家っぽくないぞ
意外と広いし、なんならめちゃめちゃお洒落やあああ
(皆さんに共感してほしいんですけど、僕この色使いもろ好みです。
白と茶色のバランスが最適すぎるううう。)
席に着くなり早速メニューを開くと、これがまあまたお洒落。全部手作りで、海外のはがきにお品書きがあるなど、センス抜群。細かいところまでかなり手が込んでいます。
そういえば、なにを注文しようかと二人で話していた時に、気付いたことがあります。
なぜか、ひそひそ声になってしまう
まるで、他人には聞かれたくない話をしているかのように、注文を選んでいました。
写真だけでは伝わりづらいかもしれませんが、このお店の雰囲気がそうさせるのです。不思議です。
今回はお店のナンバーワン人気メニューを注文しました。
お客さんもほとんどいないせいか、たぶん15分程度で料理が届きました。
たぶんっていうのは、正直ゆったりできすぎて時間感覚が分からなくなっていたので、覚えていないのです(笑)
思わず笑みがこぼれています。
この写真を見れば、食レポで連発されることの多いあの形容詞を使わなくても、感想は伝わるでしょう。
僕も頂きます。
はい、言わずもがなです(笑)
僕が食べたのは、フォカッチャと言って、中にチーズの入ったパンをカレーに付けて食べる料理でした。ナンをイメージすると分かりやすいですが、チーズナンほど重たくなく、するする喉に入っていきます。まるでそうめんです。
そして特筆すべきは、カレーのお肉(写真撮り忘れたああああ、ごめんなさい!)
ビーフが口に入った瞬間、繊維状に崩れます。溶けるのではありません。どれだけ長時間煮込んだんや、、、と言うくらい崩れます。
その理由は、後で店主の和泉さんにお話を聞いたときに分かりました。かなりの想いが込められていました。後述します。
さて、お食事も食べきったところで、デザートを頂きます。
ここでも、一番人気と季節限定のデザートを選びました。ひそひそ声で。
スノーアイスミルク抹茶を食べて、一つ伝えたいことが出来ました。
伝わりますか?伝わってほしいな
そうなんです、上に載ってる氷がミルフィーユ状になっているんです。高級店のかき氷みたいなのが載っているんですよ。バニラアイスって、全部食べるには少し重たい時がありますが、これはシャキシャキで食べていて気持ちいいし、最後まで飽きずにいられる。
お茶を頂くように残った汁を飲み干してしまいました。
おなか一杯になったところで、店主の和泉さんにお時間をとって頂き、インタビューさせてもらいました。
店内には、手すりがあったり、おひとり様用のカウンターもあったり、ゆったりかつ大きすぎない音楽でくつろぎ空間を作っていたりと、お年寄りに対する細やかな心配りが随所に見られました。机や椅子も全て手作りだそう。
飲み物だけでもゆっくり飲んでいきたい人のために、少し大きめなドリンクになっているのかな?コップも大きかったです。
今回頂いた料理の不思議な食べやすさは恐らく、和泉さんが持つお年寄りへの思いやりという名の麻薬が効いていた証拠なのでしょう。
カレーフォカッチャの異常に柔らかいお肉、アイスの食べやすい口当たり、濃過ぎない絶妙なバランスのミートソース、全てがお年寄りが食べやすいようにと考えて作られているように感じます。
今回の取材で、誰かのためにと強く想いを込められた場所・料理は、こんなにも心地の良いものなのだと実感させられました。
この記事を見た皆さんにも、是非一度この感覚を味わっていただきたいです。
最後に
トイレもお年寄り仕様でした。