地震が来た後の行動すべき4個のポイント
次にもし仮に大地震がやってきたときの対応を紹介します。
皆さんがもしもの際に、パニックにならないためのバイブルだと思っていただけたらと有難いです。
【❶身の安全の確保】
当たり前ですが、身の安全の確保を第一優先にしていただきます。
今回は、家の中にいる時と外にいる時の2パターンを考えていきたいと思います。
➀家で被災した時
家で被災した時は、身の回りに倒れてくるものがないか周囲を確認してください。
では、倒れてくるものがない安全な場所とはどこでしょうか?
それは「トイレ」です。
ただ、「トイレ」に入る際には必ずドアは開放させておいてください。
もしも何かの衝撃で扉が開かないなんてことになってしまえば、その時ほど悲劇的なことはありません。
また、当然のことながら火の取り扱いにも気を付けてください。
②外で被災した時
外で被災した時は、建物の近くに近づかないようにしてください。
もしかするとガラスが割れて降ってきたりするかもしれませんし、看板が落ちてくることも考えられます。
頭の上に何もない場所へ移動することが大切です。
ただその際にも怖いからといって急に走り出すなんてことは必ず避けてください!
周囲をよく見てその時その時の最善策を考えてください。
【➋脱出経路の確保】
大地震に見舞われた時に必要なこと、それは脱出経路の確保です。
家で被災した時のことを想定しましょう。
もし、揺れがある程度落ち着いてきて身の安全が確保できたと感じたならば玄関のドアを開けることを忘れないでください!
家から出ようとしたらドアが開かない、というのは過去にあった実例です。
地震によって扉の形が変形してしまって家から出れないということが実際にあるようです。
【➌生活用水の確保】
断水に備えることも非常に大切なポイントです。
もし水が止まってしまえば家でトイレすることが出来なくなってしまうからです。
実際に被災地では、「トイレで困った」は非常に多いです。特に女性ではないでしょうか。
報道では汚いという理由があるからなのかあまり報道されない印象です。
そのために生活用水の確保は必須です!
実は簡単に生活用水を確保する方法があります。
お風呂の浴槽に水を貯めることです。
震災後すぐに蛇口をひねっておいて水をある程度貯めておけばもしもの時にも安心ですね。
【➍情報源の確保】
水道がいつ復旧するのか、ガスがいつ復旧するのか情報を得ることは重要なことです。
その際に一つ気を付けるべきことがあります。
それは情報元の信頼度です。
SNSで様々な情報が流れるために、情報収集として利用する人も多いでしょう。
しかしそれと同時に真実とは全く異なるフェイクニュースも多く流出します。
デマ画像と共に、人の気を引くようなキャッチコピーで嘘のニュースを流す人がいるのです。
人の気を引くようなフェイクニュースはリツイートなどされ拡散されやすいことも一つの特徴です。
嘘の情報か本当の情報か、SNSを利用する多くの人にもメディアリテラシーが問われるのです。
本当の情報を知りたければ、行政のHPを直接みたり、確かな情報元の提供する情報を調べることが大切です。
被災された時こそ、普段よりも冷静にフェイクニュースに騙されないようにしましょう。