地震が来る前の備えるべき4個のポイント
もし2日後、さらに大きな地震がやってきたときに何があれば落ち着いて対応できるか本気で考えてみましょう!
地震が来る前に備えておくべき4のことについて紹介したいと思います。
首相官邸「防災の手引き:災害に対するご家庭での備え、これだけは準備しておこう!」から一部抜粋して記載しております。
【❶非常用持ち出しバッグを用意しよう!】
地震が起きて家を出なければならない!そんな緊急事態に家の中に一つあれば落ち着いて行動することが出来る大切なものです!
非常用持ち出しバックの中身は以下の項目を参考にしてください。
【❷1週間生き抜けるように家に備蓄しよう!】
非常用持ち出し袋以外にも必要なものはあります。
家に備蓄しておきたものは最低でも3日は耐えることが出来るように用意しておきましょう!
➀飲料水
1人あたり1日2Lは必要です。
震災の際は3日分を備蓄することが必要なので、三人家族の場合は以下のようになります。
3人×2L×3日=18L 3人家族の場合、ご家庭に18L以上の備蓄が必要となりますね。
②非常食
3日分の食料として、ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなどは必要となります
非常食としてインスタント麺を大量購入される方もいますが、ガスが止まっているときにどうやってお湯を用意するのか。そもそも限られている飲料水を使用してしまうことも気を付けるポイントです。
ビスケットや乾パンなどはすぐにいつでも食べることが出来ますし、何よりもエネルギーを豊富に含んでいるので少量でも力づけることが出来ます。
③備品
トイレットペーパー、ティッシュ、ラップ、マッチ、ろうそく、カセットコンロなどが必要となります。
簡易的な皿もラップを先に引いて、ご飯を食べるなどすれば洗う水も必要なく、非常に便利です。
カセットコンロが一台あれば、ガスが止まっているときでもお湯を温めることが可能となるのでいざという時には助かります。
【➌家具の位置が安全かもう一度改めよう!】
地震によって亡くなられた方の死因を考えたことはありますか?
およそ7割が家具などに押し倒されることによる圧死と言われております。
事実、阪神・淡路大地震や新潟中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり大怪我をしました。
大地震が発生した時は「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じることが必要です。
重要なポイントを以下にまとめました。
- 家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう
- 寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう。置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう
- 手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう
ベッドの手の届く範囲にスリッパを置くことは重要だといわれます。
地震が起き、本棚が倒れ、ガラスが飛び散る。なんてことはごく普通にあり得ます。
足をしっかり守るということは震災後の生活において非常に大切なポイントです。
それほどまでに家具の配置というものは細心の注意を払わなければいけないものなのです。
今一度、本当にその場所に本棚を置いていていいのか、見直しましょう。
【➍家族ともしもの時を事前に相談しておこう!】
もしかしたらこれが一番重要かもしれません。
震災に合うのが家族といる時、とは限りません。
むしろ家族ばらばらでいる時に震災に襲われ、連絡が全然繋がらないなんてことは当然起こり得ます。
➀安否確認方法
災害用伝言ダイヤルをご存知ですか?
- 局番なしの「171」に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できます。
参考までに、こちらの動画をどうぞ首相官邸の動画をどうぞ171~災害用伝言ダイヤル(政府インターネットテレビ)(動画)
②避難場所や避難経路の確認
いざ災害が起きた時にあわてずに避難するためにも、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから防災マップやハザードマップを入手し、避難場所、避難経路を事前に確認しておきましょう!
OIC周辺の下宿生、実家暮らし生向けに、こちらをどうぞ!
避難所の場所を確認しておきましょう。
ここまでは地震が来る前のことをお話しました。
続いて地震が来た後行動すべき4つのことについて紹介します