僕の海外冒険記#1【ちょっとの勇気で世界を変えよう!】

僕の、海外冒険記

海外冒険記。

ちょっとの勇気で世界を変えよう!

海外に行きたいけど、一歩踏み出せない。勇気がない。不安だ。海外冒険記では様々な海外での”冒険”をインタビュー。そこで見たもの経験したこと、得たことを可能な限りリアルに描く

家を出た瞬間から冒険の始まり

大きめのリュックとキャリーケースを転がして向かった先は関西国際空港。当時3回生になりたてだった彼は人生で二度目の海外へと旅立とうとしていた。向かうは日本から約10時間。

オーストラリアのブリスベンだ。

ひとりで海外に行くのは今回が初めて。入念に準備をして、彼は飛び立った。この日が彼の1か月にも及ぶ、オーストラリアでの生活の始まりだ。

 

オーストラリア、留学、海外、立命館大学

今回インタビューしたのは

今回インタビューしたのは、

経営学部経営学科4回。岡山出身のK君だ。実家はパン屋さん

目的はオーストラリアでの外国人との生活を楽しむこと。

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きっかけは大学2回生の時の旅行

彼が海外に興味を持ったのは大学2回生の時。2016年の4月に家族旅行で初めて海外に行った。その時訪れたのがオーストラリアだった。3日間のオーストラリアでの生活は彼にとって”はじめて”だらけだった。

歩いている道、町の人たち、話す言葉、時間の流れ、スーパーでの買い物。すべてが初めてですごく新鮮だった。ワクワクする気持ちが収まらないまま3日間が過ぎ、帰国。

だが、3日間では満足しなかった。現地でもっと長く生活してみたい。外国の人たちともっと話してみたい。この思いから帰国したのち留学でもう一度オーストラリアに行くことを決意。翌日から留学資金を貯め始めた。

さぁ、準備開始!

やると決めればすることは明確だった。まずは留学プログラムを調べたのちEFでの留学を決める。出発は2017年2月。それまでにお金を貯めないといけない。今回の留学資金は航空券や留学日、現地での生活費を含め約55万円。

約9か月間アルバイトでためていた貯金約20万と合わせて、留学から帰ってきてから困らないように多めに80万を貯めた。もちろん同時並行で英語の勉強もした。

商業高校出身の彼は英語はあまり得意ではなかったし、まともにTOEICも受けたことがない。おまけに簿記1級の勉強で留学3か月前まで英語の勉強ができなかったため、文法や単語の暗記は最低限だけにとどめ、発音のトレーニングを毎日コツコツ行った。

RとLの発音の違い。皆さんは分かりますか?日本と同じようにアール、エルと発音しても海外では通じない。完ぺきじゃなくてもいい、自分が言いたいこと、言おうとしていることが伝われば会話を楽しむことができると考えた彼はYoutuberのバイリンガール チカやターンオーバー フジナガの動画で発音の勉強したのち、ひたすら3か月発音練習にこだわった。

当時毎朝発音練習していた内容がこれだ。

準備は整った。出発だ!

2回生の春に初めて行ったオーストラリア。その時から約9か月後、彼は留学生としてオーストラリアへ。ブリスベンまで大韓航空に乗り、韓国で乗り換え、約10時間のフライト。機内で2017年のアカデミー賞に輝いたラ・ラ・ランドやドクターストレンジを見てようやく人生2度目の海外、2度目のオーストラリアに戻ってきた。

ついて一番最初に感じたことは「アツい」日本とはほとんど四季が反転しているオーストラリア。2月は夏だ。とにかく暑い。けど日本の夏の様にじめじめしていないのが違い。からっとしていて暑いながらも過ごしやすい。

そもそもオーストラリアのブリスベンってどこ?

大阪からブリスベンは飛行機で7万から10万ほど。所要時間は約10時間。有名なシドニーから車で10時間。日本に置き換えるとOICから鹿児島県間の距離だ。

まず向かったのはオーストラリアで1か月お世話になるホームステイ先。ホストは敬虔なヒンドゥー教徒のお母さん一人。そこに留学生が6人暮らす。二人部屋に荷物を置いて、留学生活が本格的に始まった。(写真上はフォストマザー。下はルームメイト)

オーストラリア、留学、海外、立命館大学
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初の登校!

2日目からは学校で授業がある。6:30に起きて、朝はトーストを自分で焼いて7:30に出発。バスで40分くらいかけて学校へ向かう。

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授業の少し前についたものの、学校と行っても異国の地オーストラリアだ。友達なんて一人もいない。まずは友達ができるのか心配だった。クラスに入るとすでにほとんどの席は埋まっていて、外人も多いけど、意外と日本人も多い。

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Is this seat opened?

教室は日本人留学生が意外と多い。一人で外国に来たら母国の人間と出会うとつい話しかけたくなる。そんなこと考えて舞う脳みそ無視して「外国人との生活を経験する」という目的のためにフランス人とスイス人の机に向かった。ここは一番メンタル勝負なとこと(笑)

大学の留学制度じゃなくEFの留学で1人出来たから失敗しても失うものはないし、リスクは怖くなかった。金銭面で1か月しか滞在できなかったから、明日やろうは馬鹿野郎精神で挑んだ。マインドは凄く大事!

初めの会話は「Is this seat opened?」席空いてますか?明らかに空いてる、だれがどう見ても空いてても、これは使うべき。ここから会話が始まって、結局ここで話したフランス人とスイス人が一番仲良くなった。(笑)

オーストラリア、留学、海外、立命館大学
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会話に正解はない!文法を間違えたっていい!全力で会話をたのしめ!

はじめは英語聞き取れないし、話せない。でも、それは誰もが通る道!(笑) 

自分の意見を主張することに慣れよう。日本では自分の意見を主張することをためらいがち。場の空気や、雰囲気を気にするあまり思いを素直に言えない環境が少なからずある。でも外国人は自分の意見を主張することが当たり前!勇気を出して思いを伝えてみよう。これさえできれば意外とすぐに仲良くなれちゃいます!ちょっとの勇気で世界を変えよう!

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とにかく”伝える”ことが大切。伝えたいことは伝わるまでコミュニケーションする。相手が言っていることが分からなかったら分かるまで聞き返す。知らない単語を使われたら素直に「その単語知らない。他の単語を使ってくれ」と伝える。

正しい文法や単語を使うことは正確に自分の考えや思いを伝えるうえでとても大切!でも、そこを意識しすぎて楽しい会話ができていなかったら意味がない。変にテンション合わせずに、堂々と話すことが大切。日本人と話すときと同じ。語学力向上は何のため?大切なことを忘れないで!

英語は就活のため?TOEICのため?僕は違うと思う。英語は外人と楽しく会話できるようになるためのモノ!会話が楽しかったらもっと話したくなるし、もっと英語を知ろうとする。いい循環が生まれて、自然と英語が身につく!外国人も英語を教えてくれる。

平日週5日は学校で授業。日によって違うが、文法や発音、プレゼンテーションを行う。もちろんすべて英語での授業だ。英語で英語を教わる。日本ではほとんどできない経験だから、これもまた新鮮で面白い。

放課後。

イベント

学校が企画しているもので、参加したい人は事前に予約しておけば参加できる。サッカーやバレーボールなどのスポーツイベントや、観光地へ行くツアーなどにも参加できる。

カフェめぐり

カフェめぐりってちょっとおしゃれ意識してる?って思われるかもしれないけどそうじゃない。オーストラリアはカフェ文化が発展していて、みんな当たり前にカフェに行く。朝ごはんをカフェで食べるのはオーストラリアではよくあること。テラス席がおおくて開放的で気持ちがイイから人気だそう。1か月あっても回りきれないほど本当にカフェが多い!

人工ビーチ

名前の通り人工的に作られたビーチ。ブリスベンは近くに海がない。しかし海水浴をこよなく愛するオーストラリア人は町のど真ん中に人工ビーチを作ってしまった!もちろん大人気!というのも無料で誰でも入れちゃうんです。日本で行ってみれば大阪梅田にビーチがある感覚??(笑)

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週末は旅行!学校でできた外国人の友達と行きたいとこに行きまくれ!

土曜日、日曜日は1日フリー。海外で慣れない生活も一週間が過ぎ、疲れもたまっているものの、ダラダラしている時間はない。オーストラリアに来たら絶対に行きたい場所が3つあった。1つ目は日本でも有名なサンゴ礁でできた島「グレートバリアリーフ」。オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯だ。映画ファインディング・ニモで有名なクマノミもここに生息している。

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バイロンベイ

2つ目がバイロンベイ。オーストラリアの最東端の小さな町がバイロンベイ。サーファーたちが集まる小さな町。ゆったりと時間が流れるこの街は、昼間からお酒は当たり前。浜辺で昼寝をする人や、ギター片手にビーチで演奏するミュージシャンがいたり、まさに「スローライフ」を営んでいるこの町。日本では決して感じれないゆったりとした時間を味わえる。

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ゴールドコースト

オーストラリア最大の観光都市!ビーチあり、アミューズメントあり、ショッピングやグルメも楽しめる、まさに楽園。

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一か月のオーストラリアどうでしたか?

楽しかった。本当に行ってよかった。1か月の留学なんて意味ないって言われるけど、そんなことない。確かに語学力向上のためだと確かに1か月じゃスキルとまでは身につかないけど、そんなの努力次第で日本にいても話せるようになる。海外に行ってまでそこだけにこだわるのはもったいない。語学以外の目的も持ってほしい!

1か月は本当にあっという間。でも、本当にイイ人生経験。外国人の友達ができて、日本に帰ってきてからも連絡を取り合う中になるなんて思ってもなかったし、良い思い出。笑い話もできたし、いい経験にもなった。何より友達ができた。これは自分の人生にとって大きな財産。

日本って単一民族で、島国だから普通に過ごしてたら日本以外の国の文化を知れない。世界には、仕事辞めてバックパッカーになる人もいれば、移住して働く人もいる。留学中友達になったフランス人は今オーストラリアを横断してる(笑)

いろんな人がいて、それぞれに考え方が違っていて、いろんなライフスタイルがある。固定概念が消えたし。自分の人生を大きく見れるようになった。

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最後に。

少しでも行きたい!って思うなら絶対に行くべき。お金があれば長期でもいいし、なければ短期でもいい。お金なくても、AirBnBとか、カウチサーフィンとか、安く海外で滞在する方法なんていくらでもある!学生時代やりたいことは一杯あるって人は全部はできないかもしれないけど、海外に行くことは絶対いい経験になる。大学生活楽しみたい!って人はぜひ一回行ってきてほしい!

初めての留学ですっごく不安だった。ホストマザーとは喧嘩しまくるし、最終日は空港までの電車に乗り間違えて、危うく日本に帰れなくなりそうになったり、いろんなハプニングがあった。はじめてクラブを経験したり、外国人とお酒飲んだり、もちろん買ってないし、使ってないけど日本では見ることがないドラッグを使ってる人がいたり、本当にいろんな経験をした!冷や汗もいっぱいかいたし、大変なこともあったけど、今ではオーストラリアをはじめヨーロッパの各国やアメリカ、南米、世界中に友達がいる。ためらわないで。。!ちょっとの勇気で世界を変えよう!

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