その朝、
姉ちゃんにその話をすると、
「寝ぼけてるんじゃない?
目を開いて寝るだけで
お菓子をもらえるなら欲しいよ」
っていう風に茶化されてしまいました。
僕は昨日あった
バタバタする音も
夢なんだと思いました。
いや、そうだと思い込みました。。
しかし、今話した会話が
姉ちゃんと話す最後の会話になりました。
姉ちゃんは、その日通学途中に
車にひかれて、帰らぬ人になってしまいました。
その時、目を見開いていたそうです。
葬式のときに、
女の子が僕の方に走ってきて、
「さつきちゃんが、お姉さん
この丸いお菓子食べたいんでしょ?
だから、この丸いお菓子あげるって」と言い、
すぐに去っていきました。
「僕は母さんに、
このお菓子さつきちゃんの友達?から
貰ったんだけど、さつきちゃんって知ってる?」
母さんは急に顔を青くし、
「知ってるけど、
もうこの世に存在しないわよ。。。」
と言いました。
「さつきちゃんはね、
あなたのいとこでね、
この丸いお菓子が好きで、
このお菓子を貰って嬉しくて走り出したら
運悪く、車が来てしまって、ひかれちゃったの、、、、」
僕は昨日みた夢が言っていた言葉を思い出した
「ドーン、ドーン、丸いお菓子
ドーン、ドーン、丸いお菓子
車にドーン、ドーン、丸いお菓子」
お母さんは最後に一言、
「しかもそのお菓子を渡したの、
お姉ちゃんなの。。。。」
といいました。。。。
という怪談話です!
怖いですね( ;∀;)
僕はこの話を書いて、
丸いお菓子を欲しいと
思わないことに決めました!
以上、怪談話が好きだけど
めっちゃ苦手なダイキでした!(^^♪
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